


南アジアやアフリカ全土に広く生息している、熱帯性常緑樹「ニーム」
ニームとは・・・?
ニームとは、南アジアやアフリカ全土に広く生息しているインド原産の熱帯性常緑樹です。樹皮・木質・葉・枝・種子・花全てに薬効があり、インドの伝統医学でハーブとして使われています。1959年のアフリカのイナゴ大発生の時に、唯一襲撃を受けることなく緑が残った木がニームでした。ニームには、8種類の活性成分が含まれていて、特にアザジラクチンの効果が強いことが知られています。その構造が虫の成長ホルモンに似ています。虫がこの成分を吸収することによって、本来必要なホルモン生産が止まり、変態阻害や摂食抑制が起きて、脱皮、成長、繁殖が抑えられます。しかしながら、天然防除剤ゆえに、人間にとっては安全・安心な物として、ポジティブリスト外の成分として記載されています。



